Windows7 / GTX295水冷QuadSLI / Core i7 / Premire PlugIn

いよいよ今月末よりVISTA+Windows7無料アップデート(送料別?)の発売が始まるようだ
今年前半よりVistaUltimateにWindows7版を同梱して販売するとか
夏ボーナスにあわせて販売に踏み切るとか色んな話を聞いたが
結局Vistaの時と同じ方法に落ち着いたようだ

Vistaは年末・クリスマス商戦に間に合わず
発売が年明けにずれ込んだことで
一年で最大の年末商戦が台無しになった

今回も夏のボーナス商戦にWindows7の存在はややこしくてマイナスだが
不景気だし、年末と比べれば夏ボーナス商戦は小規模なので
Vistaのときのように命のかかった年末に買い控えられるといった
悪夢の再来は無いように感じる

Windows7は良い印象だ
ユーザーインターフェイスはサービス満載で
全ての動作にアニメ的な滑らかさがあり
またやりたいことにすぐたどり着ける
OSXのドックを進化させたタスクバーも良い

一番すばらしいのは
OSが殆どの周辺機器のドライバーを持っていることだ
現行のPCならチップセットVGAサウンドもBluToothも
OSのインストール終了と同時に全て動作可能状態になっている

途中でHDDのパーテーションを決める部分さえ無ければ
素人でも簡単にクリーンインストールが行えたのだが
こればかりは仕方ないのかもしれない

しかしWindows7を初めて使ったときの感動は
やはり初めてVISTAを使用したときと同じベクトルのものだ
半透明やアニメーションを多用したやさしさを第一に置いている事は
VISTAWindows7も変わらない

VISTAは失敗したということになっているが
僕はXPを使わないどころか、殆どVISTAの64bitで作業している
現時点のVISTAはとても安定していて
仕事に使うにこれ以上のOSは無いと言い切れる

VISTAの不評のVISTA嫌いの原因は
心臓が止まりそうな画面の点滅と同時に現れる確認メッセージに代表される
過剰に過ぎるセキュリティ構造と言うことになっているが
使えないというVISTAの悪い印象の流れを作った犯人はVGAドライバだった

「スリープから復帰するとPCは動いているのに画面が真っ黒のまま」
VISTA発売から数ヶ月、サポートの多くがこの問題だった

これはVISTAGeForceドライバの未完成が原因で、スリープにとどまらず
VISTA発売後数ヶ月間のトラブルの半数がVGAドライバに関連していたと言う

なのでマイクロソフトは発売の一年近く前からベータ版をばら撒いて
NVIDIAのサイトではWindows7用のドライバがダウンロードできるようなっている

このドライバは更新速度が速く今日本は185だがネットでは190が出回っているが
問題はこれにつられてVISTAの3WaySLIなどが不安定になっていることだ
(VISTAWindows7には同じドライバしかない、ちゃんと動けば便利なのだが)
今のWindows7でドライバをインストールしてもおかしな動きをする上に
VISTAで3Way以上のSLIが以前より不安定になっている感じがする

ところが新しいGTX295は良い
GTX285に一万円足すだけで2枚に分の性能になり
さらにCOOLANCEから水冷ヘッドが出る
VANTAGE-P40000クラスの超高性能を2枚で実現できそうだ

そうなれば性能価格比が悪いといわれているCore i7-975にもがんばってもらって
「GTX295 x 2 QuadSLI + 5GHz Core i7-975 完全水冷」
なんていう久しぶりに燃えるようなマシンつくりも見えてくる

しかし今はWindows7に引っ張られているのか
それとも基盤のコストダウンによるものなのか
Quadの前に3WaySLIが昔のように不安定になっている
ついこの前まではビュンビュンとP35000越えしていたのに・・・

リーマンショック以来ASUSでさえ赤字と聞くが
6層でコストのかかったCore-i7用マザーの中で癖のあるものが増えている気がする
それでもCore2+DDR2と比べれば起動もしないような個性の強すぎるものは少ないが
SpursEngineカードなどは昔のマザーなら何も問題も無かったのに
今はこのマザーのこのスロットなら問題ないと探さなければならない
(その結果の動作は完璧で全く問題はない)

たかだかこの商売を始めて3年ほどだが
マザーボードは結局ASUSのメインストリームが間違いない」
これは、もはや結論だ

ASUSも高いマニア向けのものは癖が強く安定しない
かといって安いものも論外で、5%もクロックアップしないものが平気である

僕も数ヶ月に一度浮気してみたくなり色んなメーカーのものを試す
しかし、何度繰り返しても、ASUS以上の性能にたどり着けたことが無い
CPUもAthlon時代を思い出して定期的にAMDを買う
しかし悲しいくらいに性能が低い

Radeon用にPremireのプラグイン
つまりQuadroCXについているRapiHDのようなものが
無料でダウンロードできるというので試したら
CPUもAMDで無いとだめだとインストールもできなかった

AM2なら一式あるが
HD編集のお客さんに今、Core i7以外を売るのは犯罪とすら思う

もうすぐCore i5が出るが
Core i7は来年6コアがでる
6コアになってもソケットは1366のままだから
たぶんBIOS更新で対応できるだろう

相変わらずメモリの制限はXEONに劣るが
処理能力としてはCore i7の6コアがダントツになるだろう
これはとても楽しみにしている


はなしが逸れましたが
なので今から購入いただだけるお客様には
タダでWindows7が付いてくるようです・・・